原油が暴落したために、アラブ諸国の収支が悪化し、
それを穴埋めするために
オイルマネーが日本市場から引き揚げている。
オイルマネーが日本市場から引き揚げている。
これは大変なことだ…。
そんなニュースを聞いて、空売りに励んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私は長期投資家ですから、別な視点でこのニュースにチャンスを見出しています。
過去にも、持ち合い解消売りであったり、
短期トレーダーの損切りが流行りすぎたりで、
短期トレーダーの損切りが流行りすぎたりで、
ファンダメンタルズに無関係に大量の売りが、
マーケットに溢れた時期がありました。
マーケットに溢れた時期がありました。
こういう問答無用の売りは企業のあるべき価値と比べて、
著しく株価を押し下げますから、
私のような長期投資家の目には絶好のチャンスに映るんですね。
そう考えると、ひょっとしたら、
今回は過去オイルマネーが喜んで買っていた国際優良株の中に
とんでもないギャップが存在するかもしれない…。
今回は過去オイルマネーが喜んで買っていた国際優良株の中に
とんでもないギャップが存在するかもしれない…。
そんな観点で銘柄を探していると、
とても気になる株を見つけてしまいました。
It's a sony.
皆さんも、この会社の業績が目を見張るほど改善しているというニュースは
ネットや雑誌で何度も見られたことでしょう。
けど、株価は、
円高や世界景気不安、それに、おそらくオイルマネーの引き揚げに伴い、
高値から40%も下がっています。
PERは20倍前後と日経平均採用銘柄の平均PER14倍に比べると、
一見割高にも見えるのですが、
この会社の純益ベースの通期業績予想1400億円に対し、
第3四半期時点の純益は2360億円と大幅に上回っています。
(つまり、第4四半期で1000億円近い赤字が出る計画)
もっとも、過去2年の業績を見ると、
第4四半期には実際に1000億円級の赤字が出ていますし、
このところの円高や世界景気後退懸念を考えると、
この会社の予想通りに落ち着くかもしれませんが、
個人的には、それよりもだいぶ上の水準で落ち着くのではないか・・・。
つまり、PER的に見てもそれほど高い水準ではないだろう・・・。
そんな風に考えている次第です。
で、この会社に私が着目する最大の理由は、
これも、皆さん、ネットや雑誌でご存じですよね・・・。
プレイステーション VR (ソニー公式HP)
これ、発売されたら大騒ぎでしょ?
(私はもうゲームは卒業したつもりだが、それでも1度はやってみたい)
過去にも、数年に1回程度の割合で、
いろいろな会社が、その時代の人々の行動そのものを変えるような
お化け商品やお化けサービスを登場させたことがあります。
古くは、ファミコンやウィンドウズ、東京ディズニーランドやマクドナルド、
最近なら、アイフォンみたいな商品です。
こいつには、それに近い、
何か、社会現象を伴いながら世の中を変えそうな雰囲気が漂っています。
普通は、そういう株には市場は一定の敬意を表し、
別格で扱うことが多いのですが、
前述のとおり、他といっしょくたに、いや他以上に売られているわけです。
私のような年代なら、ソニーって、
ウォークマンにハンディカム、プレイステーションにテレビの
イメージが強いと思いますが、
それらの技術を全部くっつけてガチャガチャポンしたら、こんなん出来ました・・・。
って感じがして、如何にもソニーらしい商品ですよね。
結論を申しますと、この株価はプレーステーションVRを全く反映しておらず
つまり、大幅に割安感が漂っている・・・。
個人的には2016年のグリグリ◎大本命だと思っています。
昨日は2400円を下回っていたので、
ニーサ枠を使って、500株買ってみましたが、
さてどうなりますことやら・・・。
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