攻略の原点 | び~えむの日記

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徒然なる日々思う事を書き留める日記

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とある方のブログに刺激を受け、懐かしい思い出が頭を過ぎる。

忘却録なので当時を懐かしめれば。と思い書いてみました。

 

よく駄菓子屋さんで見かけた「棒きなこ」。

ひとつ10円の黒蜜ときなこを練った甘いお菓子で、つまようじ

の先が赤く塗られてたら当たり。もう一本貰えました。

子供にとってはちょっとしたおやつにくじ的なギャンブルの要素

もあった大好きなお菓子でした。

 

そんな駄菓子屋さんでは定番だったこのお菓子、攻略的な目線

で見ると実は外見から当たりが分かってしまいました。

ある時、子供ながらに何となくこれちょっと小さくない?と思い

ながら食べた棒きなこが見事に当たり。

あれ?もしかして当たりとハズレ大きさが違う?と思って一度

20本くらいまとめて買ってみて家に帰り、棒きなこをつまようじ

から外しながら大きさを比べてみると、やはり大きさが違う!!

これはおそらく作る過程で当たり用とハズレ用で別々に作られ

ていて、大きさの差異が生まれるのではないかと結論付ける。

一見きなこにまみれているので普通は個体差になんて気づか

ないモノなんですけどね。

子供ながらに人の知りえない得な情報を知った瞬間でもあった。

 

 

 

 

さらに少しの時を経て、自分はゲームが大好きで10歳くらいの頃

からゲームセンターに行き出すのですが、この頃に出会ったメダル

ゲームのガンダムがとても思い出深く、今でもちょっとしたゲーム

コーナーを見つけるとふと探してしまいます。

このゲームは一見適当に回るルーレットをボタンを押して止め、

ガンダムとドムかどちらかが前進後退し、先にガンダムがゴールに

着ければ当たり。ドムが着いたらハズレ。というスゴロク的な形の

メダルゲーム。

所々でガンダムがドムに、またはドムがガンダムに攻撃できたりと

ハラハラドキドキで進むのでとても好きでした。

 

そんな楽しいゲームにある時にふと気づいてしまいます。あれ?

これってルーレットの回るパターンが決まってるのではないかと。

ルーレット自体は高速点灯で移動するのですが、パターンが分か

ってしまえば予測である程度停止先を狙える事を閃きます。

いわゆる目押しというやつです。

半分ずつガンダムとドムが割り振られてますが、ガンダムが固まる

タイミングの時だけ狙えば理論上100%当てられる?と。

 

しかし、それには最後の難関がありました。ゴール一個手前に

ガンダムが死ぬポイントがあるのです。

ガンダムが進む数は1~3なので、そこを必ず飛び越えなくては

ならず、最後は1/3は死ぬ計算に。

しかし見つけた最初の頃はその罠で死ぬことも多かったのですが

慣れるにつれて、2と3の塊や1と3の塊など、複数の塊を駆使し

ゴール前の調整をできるようになり慣れた頃には点灯スピードも

完全に見切れて気がつけばほぼ100%で当てる事ができるよう

になっていました。

 

ゲームコーナーではメダルは十円と同等の価値があったのですが

子供だった自分はみんなに楽しんで貰いたくて100枚100円で

メダルを売る事を始めます。

1/10の値段で他の子が買わない訳がありません。

気がつけば普段はガラガラのゲームコーナーが子供で一杯に。

ゲーセンのおじさんも最初は喜んでました。が長くは続きません。

おかしいと思ったでしょう。人は増えても売り上げは増えないの

ですから。

結局バレて学校に通報。職員室に呼び出され先生にしっぽりと

怒られるのでした。

 

つづく