アフターコロナをどう見るか? | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

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絶好調のウイズコロナ銘柄に対して、絶不調のアフターコロナ関連株はどうでしょう?
3~5年単位で考えれば、再びヨーロッパやハワイに遊びに行けるかも知れませんが、1~2年は絶望的な状況です。
この絶望的な状況で買い向かうというのは、実は古くから狙い目とされている投資法です。

強き相場は、悲観の中に生まれ、懐疑と共に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。~ジョン・テンプルトン~

ただ、第2波の拡がりは要注意です。再びマスクやトイレットペーパーが町から無くなることはないとは思いますが、このままコロナが拡大し、オフィスや工場でクラスターが発生し出すと、思わぬサプライチェーンの分断が心配されます。

たった一人PCR検査を受けただけでも、その濃厚接触者は結果が出るまで自宅待機する必要がありますし、もし陽性と判明したら、さらにその輪が拡大しますので、一時的に業務が滞ってしまいます。

大企業はかなりしっかりした対策をとっているとは思いますが、社員数や取引先も多いので、いつ誰がどこでもらってくるかわかりません。

正念場を迎えつつあると思います。

この状況下では、手放しでアフターコロナは買いにくい。コロナはほぼ全ての銘柄に影響を与えますので、ウイズかアフターかの二者択一を迫られますが、現時点では、もうしばらくはウイズコロナで行った方が分がありそう。そんな判断をしています。

カネ余り下ですので、騰がり出すとデカいですから、いつになく銘柄選別力が試されますね。
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