どっちに転んでも | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

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先日、インドの少年が来年4月に金融危機が来ると予言しているという記事を書きました。
まぁ、毎年、どこかの予言者の大暴落説が12月〜1月にかけて流れますので、イチイチ気にしていたらキリがないのですが、

仮にその予言が当たって金融危機が来るとして、じゃあ、どうすべきか?となると、またまた頭を抱えることになります。

まず、その金融危機が世界恐慌のような株価の大暴落とそれに伴う大不況であれば、おそらくリーマン・ショックで予習した振る舞い、つまり円預金を積み上げておくのが最善となります。

けど、次の金融危機はひどいインフレだとしたら、それだと最悪でしょう。株をしっかりと保有してインフレリスクに備える必要があります。

また、ドルやユーロ資産を積み上げておくのも重要です。が、リーマン・ショックや東日本大震災の時はまさかの円高でした。

そもそも、人々の予想が完全に外れるから金融危機が発生するわけですから、多くの人が「これなら大丈夫」と考えるポジションの真逆が最善という、何とも複雑な思考シミュレーションが必要になってきます。

で、そんなの素人には(プロにも)無理なので、私の場合は、保険的な意味での幅広い分散投資と得意分野への集中投資をするしかない訳です。

ただ、どっちに転んでもヤバいのは、1つにはレバレッジのかけ過ぎ。2つ目には債権投資です。

レバレッジのかけ過ぎがマズイのは当たり前として、債券投資は、株式市場の大暴落で金融機関の資金繰りが悪化すると債権も投げ売られますし、デフォルトも心配になってきます。


インフレならインフレで現金同様、負けです。

(そして中国不動産関連等、現にリスクが高まっている債権が存在します。)


何が言いたいかというと、レバレッジも債権も平たく言うと借金です。その借金がヤバいという話です。


何も考えずに世界バランス型(世界の株式と債権にバランスよく投資)の投信を買うというわけにも行かないようです。

 

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