今回の本に、長期投資でも、集中投資と分散投資では考え方が真逆とあるが具体的にはどこが間逆なのか?
といった内容です。
色々あるのですが、根本的な考え方が違いますね。
1)リスク
インデックスファンドなどの広範な分散投資(以下分散投資)では限りなく個別株由来のリスクを下げますが、集中投資では個別株由来のリスクをあえて取る必要があります。
2)調査
その為、分散投資ではまず調べない様な個別企業や業界情報をとことん調べる必要があります。
3)タイミング
タイミングも重要です。短期トレードのような一瞬を狙う必要はありませんが、分散投資ではおなじみのドルコスト平均法は合いません。右肩上がりが期待できるなら買うべきは今ですし、暴落か何かで割安になったら、思い切って買い向かう事が必要です。
4)学習
当然1)2)3)を上手くやろうとするなら、結構な努力が必要です。オリンピックに出るような血のにじむ努力は必要ありませんが、一通りスキルを積む必要があります。分散投資において、そのような努力はかえってフォームを崩すことにつながるでしょう。
5)リターン
当然のことですが、それだけの努力が実ったときのリターンは非常に大きくなります。分散投資ではせいぜい数倍が限界だと思いますが、個別株投資なら数十倍〜数百倍も夢ではありません。
(私もブログ上では13年で28倍になりましたが、それ以前からやっている本口座は100倍です)このように並べるとよくわかると思いますが、どちらか一方の投資法のノウハウをもう一方に適用しようとすると、どうしてもおかしなことが起こってしまいます。
今回の本の中で説明しているのはそういう話です。