さて、長期投資を続けていると、時々、徳川家康の遺訓を思い出してしまいます。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
っていうアレですね。
長期投資はリスクを負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。
みたいな感じで、ふと思い出すわけです。
短期で華々しい結果を出すのも難しいでしょうけど、長期に渡ってリスクを負い続ける事で、優れた結果を残すのもそうは簡単ではありません。
さて、徳川家康の遺訓はまだ続きがあるのですが、特に負けているときに、
勝つことばかり知りて負くること知らざれば、害その身に至る
の一節を思い出します。
株の場合も、勝っているときより、負けているときに、どう凌ぐかが非常に重要になります。
負けて強し
って言葉がありますが、負けるにして強い人ならではの負け方があるわけで、それを目指すのです。
株の面白いところは、株価が下落し、負けが続くような時、かえってチャンスが広がるという二面性があることです。
負けながら勝ちを狙う
これが出来るか出来ないか?
これが、大切です。
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