勝つことばかり知りて、負くること知らざれば | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

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今年の大河ドラマは徳川家康ですね。私の場合は、あまり熱心には見ていないのですが、たまたま日曜夜にチャンネルがあってしまうとその回だけは見ている感じです。

さて、長期投資を続けていると、時々、徳川家康の遺訓を思い出してしまいます。


人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。

っていうアレですね。


長期投資はリスクを負うて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。


みたいな感じで、ふと思い出すわけです。

短期で華々しい結果を出すのも難しいでしょうけど、長期に渡ってリスクを負い続ける事で、優れた結果を残すのもそうは簡単ではありません。

さて、徳川家康の遺訓はまだ続きがあるのですが、特に負けているときに、


勝つことばかり知りて負くること知らざれば、害その身に至る

の一節を思い出します。


株の場合も、勝っているときより、負けているときに、どう凌ぐかが非常に重要になります。


負けて強し


って言葉がありますが、負けるにして強い人ならではの負け方があるわけで、それを目指すのです。


株の面白いところは、株価が下落し、負けが続くような時、かえってチャンスが広がるという二面性があることです。


負けながら勝ちを狙う


これが出来るか出来ないか?

これが、大切です。


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