あなたの知らない世界 | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

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ご質問がありました。

要約すると、

5月23日の記事で株価の上昇をほのめかす記事があるが、

どのような方法でそれが分かったのか教えてほしい。

との事です。


当ブログ記事「割安さを考える」2014.5.23

http://ameblo.jp/okuyama-tukito/entry-11858451539.html




結論から申しますと、この手の質問にはお答えできません。

「短期的な相場変動を読む」みたいなのはこのブログの趣旨と異なりますし、


人に知られたらその後通用しなくなるような他愛もないコツみたいなのの積み重ねですし、


そもそもまぐれと言っていい程度の話ですので、

ここで記事にするようなことではありません。


あしからず、ご了承ください。


さて、無知の知というキーワードとコメントでのご質問から、

あることに気付きました。


「株式投資にはいくつかの知識的領域があり、

その知識的領域が広いほど有利だな。」と・・・。


「どれだけその知識的領域を広げるかが王道だな。」と・・・


私の命名でこんな風に分類していみました。


1)基本的知識

2)大衆レベルの知識

3)熟練者の知識

4)経営専門知識

5)業界専門知識

6)インサイダーの知識

7)知ることのできない領域


1)基本的知識

株式投資をするにあたって当然知っておくべき知識

取引の方法や違反事項、基本的な株の概念等


2)大衆レベルの知識

投資家の大半が知っているレベルの知識

IR情報、新聞情報、四季報、雑誌等


3)熟練者の知識

長年経験を積むことで理解できるコツのようなもの

短期トレードのスキル等


4)経営専門知識

専門的な勉強をすることで得られる知識

会計知識、経営理論等


5)業界専門知識

投資対象の業界のプロなら分かる専門知識

業界情報等


6)インサイダーの知識

投資対象の経営者や社員は知っている知識・情報

インサイダー情報


7)知ることのできない領域

どんなに努力しても知ることのできない領域

天変地異や大事件の発生予測など



この切り口で

自分の知らない領域が大きいほど不利、

小さいほど有利と考えて良いような気がします。




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